事務所通信
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本会の広報部活動について その3 [本会活動について]

2008-04-15

そんなわけで、広報部の活動は半ばやけっぱちの気持ちでスタ?トしました。私が広報部に自信が持てなかったのは、緑支部で広報部員だったことがありますが、どうも校正作業などの原稿の字句の訂正はともかくとして、編集会議で掲載記事の取り決めをしたり、原稿の依頼などあまり得意ではなかったためです。緑支部での支部活動は、総務部
(総会や定例会の運営が中心)と厚生部(親睦旅行など会員間の親睦活動の運営、同好会の育成が中心)でしたので、広報部でやっていけるのだろうか、と大いに不安でした。
 しかし、本会の広報部の良いところは本会の広報課の職員が原稿の依頼や回収をやってくれる点です。
また本会広報誌に掲載する記事もあらかた決まっていて、もちろん編集会議はありますが、その時々のアイデアで募集記事が大幅に変わるということはなく、年度の初めに大まかな向こう1年分の掲載予定記事をきめてしまうので、方針が決まればあとは粛々として進むだけです。自分はアイデアマンではなく、どちらかと言うと、というよりも全く発想が貧困なので、これには大いに助かりました。
 考えてみれば、各支部の支部報は支部会員間の情報交換や親睦を深める目的で発行されるアットホ?ムな機関誌であるのに対して、本会の広報誌は本会の活動状況を広報するものとして、本会の会員にとどまらず税務署、県税事務所等の官公庁にも送付される公益的色彩の強い機関誌ですから、く本会の会務をはじめとする活動の広報や論壇、事例レポ?トなど税理士としての見識を内外に示す記事など、固い記事が多いのも無理はあまりせん。
 そういう点では、本会広報誌は支部広報誌に比べて少々事務的で面白味に欠けるかもしれません。
それでも私の趣味、私の健康法コ?ナ?や俳句コ?ナ?、各支部紹介コ?ナ?などほっと息をつける記事もできるだけ掲載していますが。
 本会の記事の中でも難物は正副会長会、常務理事会、理事会、支部長会の会務報告です。
議題が多いうえに、各委員から活発な発言や意見交換があり、限りある紙面の中にいかにまとめるか四苦八苦しています。この会務報告をつぶさに読んでいる会員はむしろ少数派だと思いますが、ここの編集作業がいつも一番苦労しています。そのため、石井現広報部長になってからは、本会のホ?ムペ?ジにおいて詳細な会務報告記事を載せ、会報誌では要点の記載のみにとどめることとしました。
 こうした会務については、緑支部にいた時にはほとんど関心がありませんでした。しかし本会広報部に来て会務の取材をして、実際に朝倉会長と初めとする本会の執行部の方々が゛、次から次へと本会で決議すべき議題に向き合って、何らかの結論や方針、方向性などを出していくのをつぶさに観察していると、本会に送られてくる議案の多さにビックリするとともに、会長はじめ各役員の方々には頭が下がります。
 もちろん各役員(一応私も理事なので、そのはしくれではありますが...)は、本職の時間の合間を縫って会合をやっているわけで、その中で昨今の税理士を取り巻く環境の激変のかじ取りを協議しているのですから、想像しただけでその大変さがお分かりになると思います。
 そういうことで取材は大変ですが、しかし本会の動きが手に取るように分かり、これは本会にあるいくつもの部の中でも総務部に次いで情報が即時に入ってくるという点で、役得というかとても儲かった気持ちです。やはり情報は早ければ早いほどよい、そして整理された情報ではなく、錯綜する情報であればあるほど整理されるまでの過程がわかってよい、そういう点では広報部のポジションは最高です。
 
まだまだ本会広報部の記事は続きます。