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わが緑支部同好会紹介きき酒会その1 [緑支部きき酒同好会]

2008-06-22

 堅い話しが続きましたので、この辺でコ?ヒ?ブレイクといきましょうか。
 私が所属している、東京地方税理士会緑支部では数多くの同好会がありますが、その中でも他の支部にはないユニ?クな同好会が、当支部にはあります。

 それは「きき酒同好会」です。

 ただ、きき酒とは言っても酒の品評会のようにテイスティングをして酒のランクを競ったり、銘柄を当てるといった内容ではありません。
 全国から選りすぐった日本酒をおいしくいただきながら、おいしい酒肴をつまむという、いわば上品な飲み会といったところでしょうか。
 もう10年以上の歴史を持ち、多いときには年回5回以上きき酒同好会を開催していましたから、昨年で開催数50回を突破しました。
 この間に飲んだ日本酒は、100銘柄を超えました。
 その日本酒も、殆どがその年或いは前年の品評会において金賞を受賞した銘柄で、純米大吟醸のオンパレ?ドです。精米度合いは30%?40%が平均です。
 精米度合いとは、白米が残っている度合いでして、高ければ高いほど残っている度合いが高い、つまりあまり削っていない。それに対して精米度合いが50%以下の酒は白米を半分以上削っている訳で、その結果米の芯の部分しか使っていない酒ということです。
 そば粉も同じですが、芯だけを使うほど甘みが強くなります。
 そうして出来た純米大吟醸酒は、華やかで香りもよく、味はしっかりとしてコクのあるものが多いです。
 きき酒同好会で我々が賞味している銘柄を、普通の居酒屋や割烹、日本料理店で飲んだら、おそらく一合2000円はするのではないでしょうか。
 その超高級な日本酒を1回当たり、4銘柄出します。いずれも4合瓶ですが、大体4人に1本の4合瓶を飲むので、一人当たり1銘柄4合÷4人=1合×4銘柄=4合飲む勘定になります。
 いくら純米大吟醸酒が飲みやすいといっても、多くの人が記憶が飛ぶという日本酒を、平均年齢70近い支部の税理士の面々が殆ど残さず、完食ならぬ完飲してしまうのだから驚きです。
 そして当日会で賞味する日本酒は 勿論冷酒で飲めるよう、あらかじめ割烹料理屋さんで冷やしておいてくれます。
 因みにきき酒同好会で使用する割烹料理店は決まっていて、それは緑区長津田にあります、老舗の日本料理店
「米宗」さんです。
 「米宗」さんは、昭和40年半ばに現在の長津田にオ?プンした本格割烹で、国道246号線沿いにあり、長津田駅から徒歩5分ほどにあります。
 料理は勿論本格的な和食ですが、建物の造りも凝っていて、聞けば会津若松から柱や梁を運んで組み立てた重厚な和風建築です。
 「米宗」さんの前は、わが緑支部事務局がある「すぎはな」でやっていたのですが、「米宗」さんの方が料理が一段上であることと、きき酒のお猪口をずっと預って下さるので、ここ7?8年はずっと「米宗」さんで会を開いています。
 さて名物会長を紹介しなければなりません。会長のWさんは、税務署で税務署長まで勤められた署出身の税理士さん(一般にOB税理士と呼んでいます)で、税務署員時代は酒税を担当することが多かったとお聞きしています。、
 W会長は現役時代の顔の広さを生かして、全国から品評会での受賞酒を中心においしい日本酒を取り寄せ、と同時に我々緑支部の酒の好きな会員に声をかけ、同好会を発足しました。
 確か平成8年だったかと思います。会員は大物W会長のお声掛けもあって瞬く間に50人以上に達しました。