事務所通信
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私の愛読書 その1 [私の愛読書]

2008-06-03

 久々のブログ投稿です。何だかんだで1週間も開いてしまいました。理由は3月決算で忙しかったことと体調を崩したためです。飽きっぽい人間と思われないよう、これからまた気を入れて書き込みしたいと思います。
 今日は私の愛読書を紹介します。
日頃から仕事、研修受講、税理士会務、消防団、地元市会議員の後援などの諸活動に追われている関係であまり本を読んでいない私ですが、電車の中であるいは夜自宅でなどコマ切れの時間で少しずつ本を読むようにしています。
 といっても読む書籍は税務に関する実務本が殆どで、次に多いのがビジネス書、やはりどうしても仕事に関する書籍が中心となってしまいます。その他はぶらりと書店を覗いたときに目につく書籍を衝動買いして読んでいます。
 最近読んだ本は、「不機嫌な職場」、「下流社会」、「妻はなぜ夫に満足しないのか」、「他人を見下す若者たち」などです。
 どちらかと言えば心理学に関する書物が好みです。歴史物をもっと読まなければとは思うのですが、数は少ない方です。
 今まで読んだ書物の中で、私が好きな本、人に薦めたい本を何冊か紹介します。

まず1冊目は「アメリカインディアンの教え」シリ?ズです。

 早稲田大学教授で精神心理学に詳しい加藤諦三氏の著作による書籍で、扶桑社及びニッポン放送出版から出版されています。
 このシリ?ズの説くところはズバリ、人間の生き方です。
物質文明にまみれた我々現代人にとって、まことに耳の痛い話が書き綴られています。
 簡単にいえば我々現代人は、お金、モノなどの物質の豊かさそして便利さと引き換えに、人間としての本性を失ってしまったのではないか。家族を大切にし、先人や先祖を大切にするという当たり前の心すら失いかけているのではないか、と今の現代社会に痛烈な警鐘を鳴らすと同時に、今こそ人間らしさを取り戻し、正しい愛情に満ちた生活を送るよう力強いメッセ?ジを与えてくれます。
 私がこのシリ?ズ?の中で最も気に入っている部分は、人間は大自然の中に身を置くことで、大自然から癒される、そのあたりの下りです。

自然は何も求めない、要求しない。でも自然はこちらから働きかければ応えてくれる。

 自然はいつも佇んでいるだけですが、その力強い姿、雄大さ、神秘さを目の当たりにしたら、人間一人ひとりの煩悩の何と小さなこと。
 加藤氏は登山が趣味のようですが、人間関係に疲れ、欲や邪悪な心にまみれた自分を癒しに山に登るそうです。といっても誰もが登山するまでの危険で激しい運動をする必要はありません。
 庭いじりでも散歩でも、私の好きなバイクツ?リングでもなんでもよいのです。
庭いじりをして自分が丹精をこめた花や植物、野菜などが、芽を出し青々と成長し、立派で可憐な花を咲かせる。それを見ているだけで自然の神秘さ、力強さに驚嘆させられます。