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趣味について その8 バイク編 [趣味雑感]

2008-05-17

 再びバイクの話に戻りたいと思います。一度凝りだすととまらないB型人間の私ですからこの頃になると殆どバイク病と言える状態でした。
 バイク雑誌と地図で林道探しに躍起になり、走破した林道については、林道ごとに日時、路面の状態、林道の長さなどを書き込んだ林道走破記録簿を作成していました。
その他一日ごとの走行距離、ガソリン補給記録もつけていました。
 またヘルメットやゴーグル、オフロ?ドブ?ツや手袋といった付属品にも凝りだしまして、近くあったドライバ?スタンドというバイク専門店にはしょっちゅう入り浸っていました。
 バイク熱はとどまるところを知らず、CRMを買ってから半年くらいでまた新しいバイクが欲しくなっていました。オフロ?ドバイクは2台乗ったから今度は普通のシティバイクがいいな。
 するとうまくしたもので、先に紹介しましたバイク狂のY氏が私に手頃なバイクを格安で提供してくれました。ホンダVT250Sという250CC4サイクルのネイキッドマシンでした。
勿論中古でしたが、XL同様初心者の私には充分でした。
 このバイクが手に入ったことによって自分の愛車は3台になり、それこそ毎日とっかえひっかえしてバイク通勤、出張、そしてツーリングを楽しんでいました。因みにバイクを運転するのに天気は全く気になりませんでした。雨が降ろうと風が強い日でも毎日かかさず運転していました。
 とにかく一日一回はハンドルを握らないと収まりがつかないのです。でもおかげで雨の日の運転でどの位制動距離が延びるか、どの辺がスリップしやすいか、風でどの位バイクが振られるかなど色々と学習できました。
 事故歴については、一回怖い思いをしたことがありました。それは私が小田原のお客様の出張の帰りで、確か三廻部林道という丹沢西部の林道を走っていた時のことです。
 私はXL250Sを快調に運転していました。天気は薄曇り、時間は午後4時頃です。
この時期になるとさすがに自分の運転にもかなり余裕というか自信を持ってきていて、いつもよりスピ?ドが出ていました。私は時々景色を見ながら走行を楽しんでいました。景色に見とれて前方のカーブに気づくのが若干遅れました。カーブに気づきあわててブレ?キを強めにかけながら右カ?ブを曲がろうとしましたら、後輪が砂利道にとられて大きくスリップし、転倒しました。幸いバイクに損傷はなくすぐに動きましたが、自分は転倒の際に右ひじを強打し、はげしい内出血をしました。皮ジャンパ?を着ていたので外傷ではなく打撲による内出血を起こしたのです。右ひじがズキズキしてアマリあまり握力が入らずあせりました。
 ともかく早く長津田に戻って近くの医者に診てもらわなければ、と急いで引き返し、246号線を北上し、1時間30分かけてようやくS外科医院に駆け込みました。そのころには右ひじは大きく腫れあがり、たんこぶになっていました。ただ触ると柔らかく明らかに血が溜まっているのが分かります。
 S先生は触診してすぐに注射器を使って血抜きを始めました。「小池さん、手当が早くてよかったです。もう少し遅ければ血が固まってしまいますので、最悪切開しなければならなかったかもしれません。」注射器で結構血が取れました。後は冷湿布をして腫れが引くのを待つだけです。  
幸い大事には至らなかったのですが、後から考えるともしあの時バイクが動かなかったらどうなっていたのだろう、と想像したらゾッとしました。
 私の林道ツーリングはいつも一人ですし、林道でほとんど対向車、対向バイクに出会うことは滅多にない。また今回は転倒で済んだが、谷へ転落でもしたら殆ど発見されることはなく、数か月後に白骨死体で発見されるのではないか、など大袈裟かもしれませんが、最悪のケ?スを想定しなければと自分自身大いに今までの軽率な行動を反省しました。
そしてそれからは運転がより慎重になりました。、