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わが緑支部同好会紹介きき酒会その4 [緑支部きき酒同好会]

2008-06-25

 残念ながら現在W会長は体調を崩されているため、きき酒同好会も以前ほどは開催されなくなりました。開催回数が減ったもう一つの理由としては、会員の高齢化が挙げられます。
 結成以来11年以上経ちますし、メンバ?は殆ど変わっていませんので、会員は皆11歳以上歳をとったことになります。いくら元気なメンバ?揃いとはいっても、11年も経つと徐々に酒量が減っていくのは仕方がないのです。
 そういうことを考えると、新規の若い会員をもっと積極的に増やすべき時期に来ているのかもしれません。
 若い会員といえば、私は入会して間もなくW会長におそるおそる質問したことがあります。
 それは、「きき酒」というのなら、焼酎もビ?ルもワインも酒でしょう。ビ?ルは極端ですがたまには焼酎のきき酒会でも開催したらどうですか。という提案に近い質問でした。
 しかしW会長は一言でバッサリ。「日本で酒と言えば日本酒です。これしかありません。」
 あまりにも当たり前のごとく言われてしまったので、私が呆然としてしまいました。しかし再度思い直して聞き返すと、「焼酎は私の中では、正式な酒ではない。この会は私がこれが酒だという酒を皆さんの前に披瀝して、私の思いに賛同する人で会を楽しんでいるのだ、だから日本酒以外の酒にするつもりはない。」とキッパリ言われてしまいました。
 そこで私もようやく理解しました。この緑支部自慢のきき酒同好会は、W会長が言われるように、何でもかんでも酒であればよいというのではなく、日本人ならば日本酒という、こだわりを持って日本酒を愛する会なのだということを。
 私のような無節操な人間は、日本酒でも焼酎でもビ?ルでもワインでも、およそ酒であれば何でもござれなのですが、少なくともきき酒同好会では、純粋においしい日本酒だけを堪能しようと思いを新たにしました。
 ただ私のように日本酒が元から好きな人間はそれでも良いのですが、最近は日本酒離れも進んでおり、まして若い人はなおのことと聞いています。事実私も何人かの緑支部会員にきき酒同好会への参加を呼びかけたのですが、皆ビ?ルや焼酎は良いけど日本酒は苦手という人ばかりで殆ど参加者はいませんでした。
 確かに日本酒、特に冷酒はあまりにもおいしくてしかも飲みやすいので、ついつい飲むピッチが上がり、気がついた時には相当酔いが回っているとも聞きます。日本酒を飲むと記憶が飛ぶ、何も覚えていないという人も多いようです。
 そういうことを考えると、きき酒同好会に新規若手が大量に入会するのは難しいようです。
かと言って、このまま会員数が少しずつ減っていくのをただ指をくわえて見ているだけも辛いものです。
 他の支部にはない特色のある同好会ですし、何と言ってもW会長の日本酒を愛する情熱を末長く会員に伝えたいのですが、何か良い方策はありませんか。