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中.高部活 その1 [部活動]

2008-05-03

 前回までだいぶ固い話題が多くて、自分も肩が凝ってしまいました。この辺でリラックスしたいと思います。
自分は小さい頃からろ体格はチビだったので素早しっこくはありましたが、運動神経は鈍くスポ?ツ全般がどうも苦手でした。ただ体を動かすのは身が軽かったせいか苦痛ではなく、かけっこは好きでした。
 そんな自分が中学校と高校生でやっていたスポ?ツは何と柔道でした。当時中学校に入りたての体格は今でも覚えていますがなんと華奢なこと。身長139センチで体重は30キログラムでした。最近の子供の体格でいえば小学校3?4年生並みの体格でしょうか。そんな私がなぜ柔道などという体格及び体力を要求されるスポ?ツを選んだか?
 それはうちの家の近くに私が受験した学校の先輩が住んでいて、その先輩から無理やり引っ張りこまれたからなのです。その先輩も体格は平均以下でしたが、なぜか柔道をやっていました。(といってもあまり強くはなかったようですが)
 自分は中学校に入ったら卓球部に入ろうと思っていました。何故かって?それは中学1年生の自分には卓球部がとても楽そうに見えたからです。真剣に卓球をやっている方は決してそうではないと思いますが、当時卓球を甘く見ていた同級生も大分いて事実卓球部に入部した生徒は20名ぐらいいたと記憶しています。それなのに先輩にしてやられた。
 入学して数日、私が部活の見学に卓球部に行こうと思ったら、そのU先輩と体育館でバッタリ。U先輩いわく、「おい小池、お前の入部を顧問のY先生に話しておいたから、今から柔道部に挨拶に行こう。」
 そんな?。頼んでもいないのに冗談じゃないよ。と大いに泣き言は言ったのですが、先輩はそんなのはお構いなし。腕をグイグイ掴んで離さず、無理やり私は部室に連れていかれました。これじゃ?拉致と同じではないか。
 部室にはごっつい顔をしたY先生が仁王立ちしていました。先生は私を見るなり、「こんな吹けば飛ぶようなおチビさんが練習についてこられるのか。」とU先輩に訊くのです。U先輩は「まあ大丈夫でしょう。私が責任を持って練習には参加させます。」などと答えて、私が答弁する暇もなくあれよあれよという間に入部が決まってしまいました。
 当時テレビでは桜木健一主演、吉沢京子がヒロイン、近藤正臣がヒ?ル役の「柔道一直線」が大ヒットしたおかげで、柔道人気がだいぶありましたが、自分はあんなにきつそうなスポ?ツをやろうなどとは全く思っていませんでした。
 あ?あ。この6年間の学生生活はこれでもう灰色だ。やっぱり入部は辞めます、なんて言ったらあの鬼のようなY先生にそれこそぶっ飛ばされるに違いない、と思うと怖くてとても言い出せませんでした。ちなみにY先生は日体大時代柔道部のエ?スで身長は180センチ以上で体重もゆうに100キログラムは超える巨漢でいかつく、顔も鬼のような形相でした。まさに最悪の学生生活のスタ?トでした。   
 続きはまた。