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横浜西部地区 税理士会緑支部について その9 [横浜西部地区緑支部]

2011-08-15

 以上緑支部長として、外部団体とのお付き合い及び交流、意見交換ということで
税務協力団体である税務懇話会を中心に地域とのお付き合いの状況について書いて
きましたが、上部団体である東京地方税理士会他との関係、ついても触れたいと思い
ます。

 東京地方税理士会(本会)内には20の支部があり、横浜市内には7つの支部があり
ます。上部団体とは本会以外に、協同組合、税理士政治連盟、税理士会館、公益活動
サポ?トセンタ?、デ?タ通信協同組合があります。
 
 支部は本会のいわば支店でありますので、当然本会の施策に則った活動を各支部
単位で行うということになります。
 また本会の会務を行うには、各支部からの代表を数名送り出しておりまして、当支部
からも理事3名、参事5?6名が本会の各部に分かれて本会会務を行なっています。
 他にも協同組合、税政連等にも代表者を送り出してそれぞれの会務にあたっています。

 これ以外に横浜市内7支部だけで組織している会が2つあります。
一つは横浜市内7支部正副支部長会であり、もう一つは横浜税理士倶楽部であります。
 
 横浜市内7支部正副支部長会は、横浜市内に支部を置く7つの支部の支部長及び
執行部による意見や情報の交換及び人的交流を狙いとした会で、過去においては毎年
開催されていましたが、現在は2年に1度の頻度となっています。
 ただ議題を集める横浜市内7支部総務部長会は年に数度不定期に開かれているよう
です。

 横浜税理士倶楽部は、横浜商工会議所の議員を横浜市内7支部から代表で選出し、
その活動を支援しようという目的で作った任意組織です。現在は戸塚支部からの代表者
が横浜商工会議所の2号議員で、金融部会に属し、商工会議所議員として議事に参加
され、税法改正の提言作り等にも積極的に関わっておられます。

 以上、上部団体等、地元の各種団体とのお付き合いだけでも相当な情報交換及び交流
を行っているわけで、この他に支部独自の活動も勿論活発に行っています。
 
 自分が支部長をお引き受けした時、全体として支部長の活動は概略理解しその範囲、
分量なども大体把握していたつもりでしたが、4か月たって自分の見積もりの甘さに大いに
戸惑っている次第です。しかし途中で投げ出すわけにもいきません。あと1年8か月精一杯
会務の活性化及び税理士としての職域確保、イメ?ジアップのためにも尽力していきたい
と考えています。

 私が支部長としての2年間で掲げたテ?マは税理士による社会貢献活動の拡充です。

社会貢献とは文字通り社会に貢献することでして、我々税理士一人一人は、業としてもっと
いえば商売として税理士業を営んでいます。これだけでも十分に社会に貢献はしている
のですが、
 私のイメ?ジする社会貢献とは、業としてでなく、一税理士個人として出来るだけ無償
或いは低廉な報酬で社会のためになる活動を行い、同時に税理士を社会の皆さまからもっと
良く知って頂くことです。

 そして社会貢献のための具体的行動として、
? 租税教育、つまり租税教室の開催を通じて、将来を担う小、中、高校生などに税の仕組
  み、税のあり方を説明し生徒さん達に考えてもらう機会にしたい。このため現在開催され
  ている租税教室の層をもっと拡充し、回数ももっと増やしていきたいと考えています。
? 税制改正要望は毎年全国の税理士から意見募集し、支部、本会、そして連合会という
  ように上部にいくにつれて意見集約され、その要望書を国税庁長官に提出しているところ
  でありますが、この税制改正要望項目についてもっと広く市民の皆さんに知って頂き
  たい。
  税制改正要望は最終的には国会議員による議決を経るわけですが、その前に
  専門知識に長けた官僚が案をまとめるわけですから、税理士がこの税制改正にかなり
  踏み込んで関わっているという現実を知って頂きたいと思います。