事務所通信
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税政連の活動とその役割 その2 [税政連の活動とその役割]

2008-09-20

 政治という言葉を使うと、どうも日本人はやれ自民党、民主党などの政党を連想するか、または宗教を連想される方が多いようで、政治という言葉を聞いただけで拒否反応を示す方も多いようです。 しかし、日本税理士政治連盟は、個人個人の政治信条に決して立ち入るものではありません。

 税理士政治連盟つまり税政連の役割はあくまで、税理士の建議権を側面から支援し、税制改正および税理士法改正を強力に推進することにあるのです。
 従って個人の信仰、信条をどうこうするということは決してありません。

 具体的な活動としては、いくつかありますが、一番大きな活動は、国会議員に対して税理士による後援会を組織し、その国会議員への働きかけ及び情報収集を行うことです。
 すなわち我々税理士の意見を積極的に聞き入れ、理解してくれるであろう国会議員を推薦し、後援会を組織してバックアップすることにより、国会議員をして我々の意見を十分に国政に反映していこうという趣旨での活動です。
 そのためには、推薦国会議員の選挙時における強力な支援活動以外に、日頃から後援会が中心となって、後援する国会議員と我々税理士との意見交換を絶えず行って、関係を密に保つとともに、日頃からの意見具申及び国会議員からの国政などの情報収集を図っていくことが何よりも必要です。

 従って後援する国会議員も党派にはこだわっておりません。ただ国会議員は当選してこそ国政の場で力を発揮できるわけですから、その推薦にあたっては、当然当選確率が高い国会議員あるいは候補者ということになります。