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税理士会会務について その2 [税理士会会務について]

2008-10-24

 私は次期、平成21年4月からは支部に戻り、副支部長として、次期支部長である池田忠博先生を支えていく立場になります。緑支部でも精一杯会務活動をしていきたいと思っています。

 支部は支部で、ある意味最前線です。というのは緑税務署をはじめ各友好団体と地域としてのお付き合いをし、良好な友好関係を継続維持していく、そういう点で現場としての最前線なのです。
 本会で活動をしてきて痛切に感じたことは、現場最前線としての支部と、情報最前線としての本会との距離、温度差が大分あるということでした。

 よくサッカ?では、オフェンスとディフェンスとの距離が近いコンパクトな形がよいと言われます。
 会務も全くその通りだと思います。本会を頭、支部を手足と例えればよく分かると思います。

 そういう意味でも、一度支部を離れて本会の事業活動を知ることの必要性を十分に実感できました。
 支部に帰れば、支部会員への連絡、支部会員の皆さんと協調して支部会務をやっていくわけですが、それ以外に緑税務署、緑法人会、緑青色申告会等の税務協力団体と協調して、無料税務相談、税を考える週間をはじめとする税務行政のお手伝いをしていくことになります。

 上層部、つまり国税庁と日本税理士会連合会との協調関係はどのようにいっているかはよく分かりませんが、支部と税務署との関係はきわめて友好的です。
 現場での両者の関係が悪いと税務行政も円滑に進みませんから、当然支部会務の執行については、税務署との関係には大変気を遣います。

 ですから、本会、日税連は末端の支部つまり現場での税務署との関係が友好に保たれるように、上層部でもよく意見交換し、手を組んで政策を決定し、現場が混乱しないように配慮していただきたいのですが、昨今の税理士が行う各種税務相談については、随意契約ではなく公募方式に変更してからは、国税庁と日税連との関係は必ずしも、というかどうもしっくりいっていないようです。