税理士会会務について考える その1 [税理士会会務について]
私の所属する東京地方税理士会(管轄区域:神奈川県及び山梨県)では、21年4月?23年3月までの会長、副会長の選挙があり、10月14日に確定しました。
今回は会長、副会長ともに、定数と候補者数が同数であり、選挙が行われませんでした。
私の記憶では、このような無風選挙は初めてのことではないか、と思います。
これが何を意味するかというと、一つには朝倉現会長の人望及び会務のかじ取りが優れているので、対立候補者が出せなかったということ、もう一つは副会長ポストについても今回の立候補者の人望、実績からして対立候補者が出馬をためらった結果ではないか、ということです。
他方、このように無風でポストが決まるということは、会事態が硬直化し年功序列になっているのではという厳しい見方もあります。
いずれにせよ、今税理士会のあり方、存続を巡って大変難解な局面が続きますので、実力を持った方々が一致団結してこれらの難局に立ち向かって頂きたい、そういう点では今回の無風選挙は良かったのでは、と思っています。
私は、自分のブログア?カイブ「本会広報部の活動について」投稿していますように、現在東京地方税理士会で広報部の副部長をしています。
約1年半朝倉会長始め執行部の方々の会務の運営をつぶさに見てきました。広報部というポジションは文字通り、会務の動きを広報することにありますから、当然といえば当然ですが、
支部にいると見えづらかった、或いは情報が入るにしても大分後になってから、そういう会務の動き、税理士をめぐる諸環境の変化など重要な情報がタイムリ?に入ってくるのを見るのは、大変慌ただしくもありますが、とてもワクワクもします。
やはり情報というのは、出来るだけ生で加工されず、かつ迅速に入ってくるのが理想です。
日税連が情報の最前線でしょうが、各単位会の執行部会議はそれに次ぐ最前線でしょうから、情報の鮮度からすれば十分です。
私の広報部副部長としての任期はあと半年ですが、残る半年もしっかり税理士会をめぐる動きをウォッチするつもりです。
私の所属は緑支部です。支部は支部で大変アットホ?ムで居心地は良いですが、刺激を求めるならやはり本会の役員になって、日々の目まぐるしく変わりゆく動き、風にあたるだけでも大いに勉強になるのではないでしょうか。