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趣味について その10 バイク編 [趣味雑感]

2008-05-19

 その他印象深いツーリングとしては、林道は走っていないのですが、道志村を経由して山中湖に入り朝靄の漂う早朝の忍野八海を見てきた旅と、もっと足を延ばした八ケ岳中腹にある清里高原へのツーリングです。
 道志村は神奈川県津久井郡青野原から入るのですが、何と山中湖に抜けるまで1つも信号がない山道が続く快適な県道です。勿論舗装はされ道路幅も6?8メートル程度でしょうか。高低差もなくカーブもきつくなく、車の通行量もあまりなく、バイクツ?リングには最適の道路です。
 ですから平均巡航速度60?70キロは平気で出せます。
 いつものように朝4時ごろ自宅を出て、約100キロ離れた山中湖湖畔につくまできっかり2時間あれば着きます。季節はまだ少し寒さの残る5月ごろ山中湖畔を快適に走りもう少し足を延ばして忍野八海に行こうと急に思い立ちました。まだ山中湖そして忍野八海にも朝靄がたなびいていました。いつものことながら徐々に明けてゆく早朝の風景そして空気は、心が体が洗われます。2時間以上走ってきた疲労感など一瞬にして吹っ飛んでしまいます。
 忍野八海は噂のとおり、水の透明度は凄い。水の底を見ていると、思わず引き込まれてしまうような神秘的な感じがします。皆さんにも経験はありませんか?鍾乳洞などで地底湖があるとそのあまりの透明度に思わず身を乗り出すと引き込まれてしまうような感触は。私自身は岩手県東部にある龍泉洞という鍾乳洞へ友人と旅行した際に体験しました。
その日は忍野八海を見て午前9時ごろには家に帰りました。家では家族が朝食を済ませた時間でした。
 いつも時間の限られたツーリングに飽き足らなくなっていた私は、ついに事務所をサボることを思いつきました。6月の下旬私は病気を理由にズル休みをすることを心に決め、朝5時ごろCRMに跨がり出発しました。
 山中湖まではいつものように道志村を経由し、そこからは国道138号線を西に向かってひた走りました。CRMはオフロ?ドバイクでありながらサスもクッションも柔らかめで長時間の運転でもお尻が痛くなりません。本栖湖を過ぎ下部町の辺りから北上するのですが、ここで殆ど知られていないであろう四尾連湖を地図で発見しました。なかなか行く機会もないだろうからと、ちょっと寄り道をすることとしました。行ってみると四尾連湖は丸い、沼を大きくしたような湖で何の変哲もなく正直言って拍子抜けしました。もう少し風情があると思っていましたが。
 再び本線に戻り市川大門町を抜け昭和町から甲府市に入りました。大分走ってきましたがさすがに一般道だと遠い。そこからは国道20号、国道141号を北上し、ようやく11時頃ようやく清里高原に到着しました。天気は曇り。平日のため駅前でも人影もまばらでした。
 そこでソフトクリ?ムを食べ一服した後、とんぼ帰りの復路にむけまたハンドルを握りました。 一日で400キロ以上しかも全て一般道でのツ?リングは、快適でしたがやはり疲れました。
 帰りの道では、明日どうやって事務所のみんなに言い訳しようと、小心者の私らしくちょっとクヨクヨしながら走っていました。
 それでも丸1日バイクを思う存分走らせることができて大変満足しました。昔ミツバチ族といって、夏に北海道を中心に地方を1か月位自由にバイクでツーリングすることが流行っていましたが、今になってその心境が分かります。自分の時間の持てる青春時代、思う存分自由にバイクを走らせてこられた元ミツバチ族の方々に大いに嫉妬している私です。