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趣味について その4 水泳編  [趣味雑感]

2008-05-11

 スク?ルに入って約4か月後、ようやく念願のバタフライを習う段階になりました。
バタフライの魅力は何といってもあの躍動感ですよね。大きく腕を広げてまさに蝶のように水面を跳ねまわるそのフォームのダイナミックさは、まさに水泳競技の中でも一番の花形ではないでしょうか。(ただスピ?ド自体は、クロールがナンバ?1ですが。)
 練習はまずドルフィンキックから入りました。足を少し開いて揃え、水を思い切り斜め後方にキックするものです。練習ではそのイメージを植え付けるために、何度かフィンをつけて泳いでみました。フィンをつけるとこんなに楽に進むのかと思う位スイスイ進む、まさにお魚になった気分でした。
 次にフィンを外して自分の足でドルフィンキックをしてみると、なかなか進まない。斜め後方というイメージはできていても、膝をどのくらい曲げてよいか分からず、上下運動になってしまったためです。
 クロ?ルでも同じですが、足のかきは上下ではなく、斜め後方です。クロールでは膝下を主に使いキックしますが、ドルフィンキックでは膝を起点として、もっとしなやかに両足を思い切り斜め後方にきックします。
 最初のころは膝を曲げすぎると上下運動になってしまうので、できるだけ膝を曲げないよう意識してキックをしていたのですが、あまりそれを意識しすぎると、足全体が硬直しかえってしなやかな動きを妨げるので適度に曲げるよう指導されました。
 このドルフィンキックのコツをつかむのに大分苦労しました。、私は元々体が硬いので、しなやかな動きが大の苦手だからです。それでも少しずつコツはつかめてきました。一応曲がりなりにもクロール、背泳ぎと経験し、斜め後方を常に意識してきたからです。
 キック以外にコーチに指導された点は、腕を両耳の後ろに持っていき、そして両手を交差させなさいということでした。
こうしてドルフィンキックがうまくできるようになれば、バタフライの7?8割は征服したも同じです。なぜなら、正しいドルフィンキックができれば1回のキックを打った後、キックが大きな推進力になり上半身が十分浮いてきますから、そこで両腕を大きく開いてあの派手なフォームをとればいいのです。
 上半身の動きで注意されたことは、両腕を開いた後できるだけ早く頭をてっぺんから水面に入る要領で水に潜らせること、そして水面に入った後の両腕のかき、これをハイエルボ?にしてできるだけ多くの水を後方に押しやることでした。
ドルフィンキックがスム?ズに出来ていれば上半身の動きは比較的楽でした。何しろ上半身が水面上にあれば、水圧の抵抗を受けることなく腕を大きく回すのは大変ではないからです。
 そうして25メ?トルを泳いだときの壮快感はたまりません。後半はドルフィンキックに疲れてきて多少バタバタしましたが、両腕を大きく回してから両腕で頭を押さえつけるようにして水中に潜るまでの動作は他の種目にないような躍動感を感じますし、自分がそれができるようになったことがとても嬉しくなりました。
 こうして約半年間スク?ルでのレッスンは無事終了しました。自分は記録会に出ようなどという気はさらさらなかったので、それ以上のコ?スには進みませんでしたが、それでもあのカナヅチに近かった自分が水を恐れることなく水泳が好きになれたことは大収穫でした。
 その後自分は、別のスポ?ツクラブに入り、水泳をしながらジムの方にも通い始めました。結局結婚するまで約4年間週2日程度のペースでジム通いはつづきました。
今から思えば一番楽しかった時期でした。税理士試験勉強をしながらのジム通いで、他の受験生からは、よくそんな余裕があるな、と大いに冷やかな目で見られましたが、逆にリラックスできたからこそ勉強にも大いに身が入ったのだと思います。まさによく遊びよく学べです。
 次回の趣味については、バイクに凝りだした時の話をします。