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趣味について その1 テニス編 [趣味雑感]

2008-05-08

 小さな頃から運動神経が鈍かった私ですが、それでも体を動かすことは嫌いではありませんでした。
大学時代は高校で柔道をやってきてさすがにキツかったので、また大学のスポ?ツ関係の同好会は同好会といってもかなりレベルが高くまたハ?ドであると聞いていたので、結局帰宅部を選択し、どの部、同好会にも入りませんでした。
 大学4年間の学生生活は、自分にとっては西洋史にいういわゆる中世の暗黒時代、でして勉強も遊びも中途半端、人生の中でゆっくりした時間といえば聞こえは良いのですが、結局ぐうたら生活を送った、何の前進もない人生の空白期間で後から思えば勿体ない時間を過ごしたものだと後悔しきりです。
 卒業後中堅損保に就職し、いきなり2年間石川県金沢市に赴任することとなりました。そこで知り合ったスポ?ツは硬式テニスです。私の上司であるK課長は大の硬式テニス好きで、土日はテニスに明け暮れていました。私も地方に転勤になって土日は特にすることもなく、暇をもてあましていましたので、課長のテニスにお付き合いすることとなりました。
 たかがテニス、球遊びではないか、とタカをくくっていました。卓球をピンポンと馬鹿にしていたように。私の悪い癖で自分では運動オンチのくせにスポ?ツをなめてかかり、後で四苦八苦するのです。
 テニスは今の天皇陛下がお好きで、そのイメ?ジから上流階級の方がする優雅なスポ?ツのイメ?ジをもっていたのですが、いざコ?トに立ちラリ?を始めると結構動き回るハ?ドな競技ということが分かりました。また私は大学時代の授業でバドミントンを選択科目で受講していましたが、そのバドミントンの要領で球を打ち返したら腕にビリビリきました。それにグリップの持ち方も違う。バドミントンでは手首のスナップでシャトルを打ち返すのですが、硬式テニスでは球が重いのでとても手首の返しなどでは打ち返せない。課長からは腕をVの字型にして脇をしめ、ラケットを送り出すようにして球を打ち返す要領を教わりました。教わったフォ?ムで1時間ほどやっていると多少要領もわかってきましたが、どうも球が思うようにコ?トの中に入りません。ネットにかかるかあるいは球が上ずってコ?トの外に出てしまうのです。
 結局ドライブをかけないとうまくコ?トの中に確実に入らないことを学びました。ただここからが私の運動神経オンチが出てくるのでして、頭でわかっていてもどうもうまく実践できない。下からこすりあげてドライブボ?ルを打とうとするのですが、球のかかりが悪く、ホ?ムランばかり。またバックハンドは特にひどく手首でこねる癖がなかなか抜けず、相手の球の勢いに押されて、詰まった当たりばかり。挙句の果てはバックにきた球はラケットを持ちかえて左打ちするなどハチヤメチャのテニスをやり、さすがの温厚な課長もあきれ顔でした。
 その後課長にお付き合いして何度かテニスをやりましたが、上達も鈍く結局1年ほどで行かなくなってしまいました。
勢いのある球は打ててもドライブやスライスのかかったボ?ルを自在に打てるようにならなければ、つまりコントロ?ルの効いた球を打てなければ試合にはなりません。なめてかかって結局しっぺ返しを食らったわけです。
 ということでテニスはただ体験しただけで終わりました。