事務所通信
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東京地方税理士会緑支部の活動について その1 [緑支部の活動について]

2008-04-09

3月17日、長かった確定申告がようやく終わりました。今年はうるう年で2月が1日長かった上に、3月15日が土曜日だったため申告期限が2日ずれたおかげで、実質3日間例年よりも確定申告日数は多かったことになります。
それでも例年のように、申告が最終日になってしまう。毎年毎年気をつけているにもかかわらずちっとも改善しない。
進歩がないとつくづく反省の日々です。
でもまあ終ってよかった。お客様からの預かり資料の山に埋もれて仕事を続けているのは、大変体特に心臓に悪い。
税理士の平均寿命が国民平均を大幅に下回っているのはご存じですか?正確な数字は不明ですが、確か74?75歳ぐらいだったかと記憶しています。体をあまり動かさず、期限に追われる毎日ですから体に良いわけがありません。
4月に入ってから季節も花ざかりのよい季節だし、皆さんせいぜい体を動かしましょう。
そんなわけで大分ご無沙汰していたブログを久々に書くことができます。
本来であれば、ISO9001の奮闘記の続きを書くところですが、あまり固い記事ばかりでも何なんで、今回は私が税理士会で活動している東京地方税理士会の緑支部での活動について思いつくままに書いてみようと思います。
税理士は皆さんご承知のとおり強制入会制度を採っており、私も例外でなく、東京地方税理士会に所属しています。
全国には10数個の単位会があり、私の所属する東京地方税理士会(以下、本会といいます)は、神奈川県と山梨県に事務所を構える税理士がそのテリトリ?となっています。さらにこの本会には、上記2県に21の支部があり、私の事務所がある横浜市緑区は、緑支部が管轄しています。従いまして、私は東京地方税理士会緑支部所属の税理士ということになります。
税理士は強制入会であり、全会員が本会および支部に所属していますが、支部および本会の諸活動に積極的に参加する方は残念ながら限られています。会員にはならなければなりませんが、会員として会の活動に参加するかどうかは任意だからです。私は、以前東京税理士会町田支部に所属していた時には、税理士だったこともあり、何の活動もしていませんでした。そのため仲間もできず、さみしい思いもしました。ですから緑支部に移ってからは会務を積極的にやろうと思い、なんと7つの部の部員になりました。厚生部、広報部、学術研究部など。
おかげで開業したてでありながら、ボランティアに忙しい毎日でした。自分でも仕事をやっているのだか、ボランティアが本業だか分らない状況でしたが、支部の人たちには新人でありながらすぐに名前は覚えてもらえました。だって支部の会合にはたいてい顔を出しているのですから(笑)。
さすがに3年目からは所属している部の数は7から5に減らしましたが、もうこれでもかと思うぐらいやりました。
そうしていると、こいつは便利な人間だと思われるのでしょうか、副部長そして部長の依頼があり、支部の厚生部長および総務部長をやらせていただきました。支部の活動をやってきて気がついたこと、それは税理士の方々はひとりひとり大変個性的であるということ。良くも悪くも個性的です。私は会計事務所に入所する前のわずか2年間でしたが、大企業のサラリ?マン経験がありますし、町田の税理士事務所にいた時も、組織を念頭に仕事をしていました。
それが独立して支部の先生方と接すると、一種のカルチャ?ショックにかかりました。自分のような没個性的な日和見主義の人間では、この税理士会の中で埋没してしまう。もっと個性的にならなければ、もっと自分の考えを強く持っていかなければ、と。考えてみれば、税理士一人一人は個人事業主であり、一国一城の主ですから当たり前のことかもしれません。ですが私はもっとサラリ?マン的なイメ?ジを持っていました。(サラリ?マンの方々ごめんなさい。私がイメ?ジするサラリ?マンとは、組織で動く人たちつまり上意下達でうごく従順な人たちですが、今の世の中ではサラリ?マンの世界もそうそう生易しいものではないと思います。)
ですから私は支部の税理士の方々と接する中で、もっと自分の意見を持て、もっと自分を強く持てと強烈なメッセ?ジをいただき、今でもかくあろうと強く自分に言い聞かせています。
一般的な税理士のすぐれた点は、自分をしっかり持っていることですが、残念ながら欠点を言わせていただくとすれば、